『クローゼットコーデ』での気付き④

『クローゼットコーデ』での気付き編。

はいぃ~。いよいよ終盤です!!



”靴”の下見を終えたわたしは、

満を持して

ショッピング同行当日へ望みました。


「○○さん、こんにちはー!!お変わりないですか?

お元気でしたかぁ?」

と待ち合わせからテンション高め(笑)な私。


「三浦さんは、お変わりなさそうで」


「はいっ!元気です♪

今日は○○さんにぴったりなインナー類と

スニーカーをいくつかご紹介

しますので、どうぞよろしくお願いします!」



最初に、

インナー類などなどを購入し、移動中に

こんな会話もしました。


私「そぉ言えば○○さん。

わたしこないだ生まれて初めて

タピオカ飲んだんです」


「えっ。わたしは飲んだことないけど

美味しいの?」


「んー、タピオカのもちもちは美味しいんですけど

1回でいいかな?と思いました」


「あぁ、やっぱり。わたしは飲まなくて

いっかな。と思っているんですよ・・」


「飲んだ後、おなかいっぱいになって、

ごはん食べれませんでしたぁ・・」


「ふふふふっ。面白いわね、三浦さん」


タピオカ人生初!というと周りは、すごく驚くのですが、

○○さんは、飲まない派。

やっぱりいるよね。飲まない人。

何故だか、飲まない人がいることに

ほっとする自分もいました。


急なタピオカ話(笑)は、さておき・・・・

そんなこんな、他愛のない会話をしつつ

いざスニーカーの試着へ行きました。



スニーカー売り場に着いた時、

さっきのわたしとは打って変わって、

急にドキドキしてきました。


だって、デザイン・足の幅が合わなければ

残念な結果になってしまう・・・


ドキドキ・・・・・ドキドキ・・・・


「○○さん、当たるとこないです?」

ドキドキ・・・ドキドキ・・・・


「おっこれは、履きやすいかも!

色どぉかなぁ~、黒もいいかなぁ」


よかったぁ・・・


下見は裏切らなかった


のです。


ご紹介したいスニーカーは

すべて試していただき、

軽い、窮屈、当たるなどなどを感じつつ

自分の足に

『しっくり』

くるものを吟味しておられました。


「○○さん、ちなみにこのスニーカーの色違いを

私持ってまして、軽いんです、すごく。

ディズニーシーを一日中まわっても

疲れませんでしたっ」


「ふふっ。

わたしディズニー行かないから

分からないけど、、、、

それだけ疲れなかったのね」


「あはははっ。訳の分からない説明でした・・・

すみませんっ。。。

そうです。そうです。そういう事です(笑)」


拙いわたしのトーク・・・


それにも返事をしていただき、

○○さんは、

『しっくり』きた

”その”スニーカーに決定されました。

そして、履いてこられたスニーカーとその場で

サヨナラしてました。


「あぁ~モノを捨てるってなんだか

切ない気持ちね」


「そうですよね、○○さんが大切に

大切に履かれていたんですもの」


「でも、変えるタイミングを長く悩んでいたから

この”靴”を買えて本当によかった」

とおしゃっていただけて、本当に安心しました。


(○○さんは、とても”モノ”を大切に扱う方なのです。

それはお洋服を見てもわかりました。

モノ自体を長く愛着をもって大切にすること。

それはモノに溢れかえり、容易に手に入る現代において、

ここの原点に立っている人って、

どれくらいいるだろう。と素直にそう感じました。

同時にこの考えに、はっ!とさせられた自分がいました)

↑写真は、タイツたち。手持ちにあうブルーグレーをチョイス。


それから、買い物も一通り終わり、

終盤にこんな質問をしたのです。


「○○さん、

何故、お手持ちのお洋服を見直そうと思ったのですか?

きっかけみたいなのってありますか?」


「あのね、鏡をみるときって

若いころの自分に映しかえるんですって。

これはTVからの情報なんだけど。

だからお洋服とのバランスがミスマッチになって

イタイなぁと思うの。

私は、そうはなりたくない。

だから三浦さんにお願いしたの。」


なんという事でしょう。本心がホロッと聞けました。


『鏡の中の自分を映しかえる』

これには、目から鱗でした。


それは、今の自分では納得いかず、一番よかった頃に

自然と映しかえて、現状をかえないコト。


もしかしたら自分もそうなってるのでは?

自分じゃわからないし、と思い

客観的な意見が欲しくて、

わたしに依頼したということでした。


私にとって、『映しかえる』は、

またまた新たな情報となったのです!!


そんな楽しい時間は、

アッという間

でした。



「今日一日ありがとうございました。

わたし○○さんとお会いして、色んなコトを学習しました。

本当にありがとうございます!!」


「わたしも悩みが解決したし、必要な物だけを効率的に

買えてホント時短になった。

これからも頑張ってね、三浦さん」



とおしゃっていただき、胸がいっぱいになりました。


そして、深くお辞儀をして

大きく大きく手を振ってお見送りしました。



最後に・・・

私は、ファッション業界にいましたので、

洋服のコーデやクオリティのような事は

理解しているつもりでした。

ただ、理屈や洋服のみでない

とても大切なものがあるコトに

気付くことが出来ました。


そしてこれらは、

すべて一人一人の

【価値観】

のもとにあると再確認したのでした。

ここまで、お付き合いくださりありがとうございます。

読んでくださり、とても嬉しいです!!


今後も、感じたこと思ったことを体験したことを

blogに載せていきたいと思いますので、

また遊びに来てください。


パーソナルスタイリスト 三浦 明美