『お似合いです~』ってホント?

これは、

お洋服を見に行って

気になるアイテムを試着して、

フィッティングルームから出てきたとき


「お疲れ様でしたぁ。
あっ、お似合いですよ~」



と必ずと言っていいほど、

掛けられる言葉ですよね。


【ホントに似合ってる?本当なの?】


「はい、本当です」


ですが、販売スタッフの方の

個々の主観も入っていることも多いですね。


私が

『モヘアのニット』

試着したときのこと。


豆知識→モヘアって?

【ヤギから採取した毛のことです。ふわふわで軽い。

ニットに入っていることが多いです】



ラックに掛けてあるのを見て

「うわぁ、かわいいなぁ、白を探していたし、色もイイ」

透け感どれくらいかなぁ。


んっ?着丈が長めかな・・・

んっ?襟の開きが広いかな・・・


とりあえず試着しよっと。


おいしょ。っと着替えたら・・・・


んっ?何だか、かわいくない。。。


私、身長163センチなんですけど、手のひらがすっぽり隠れるくらい。

ヒップも隠れるくらいの着丈。

編み目がざっくりしているから、思いのほか透け透け。


もしかしたら、着かたのせい?

どれどれ、よく見ようとフィッティングの外へ出ました。

「いーじゃないですかぁ、お似合いですよ」

とスタッフの方。


「ほんとぉ~?
んー大きくないです?」

と言いつつ

大きな鏡で自分自身を見ると、


わかりました!


この

『モヘアのニット』は、
誰でもゆるゆるニットになるんです。

そもそもがビックシルエットでした。


「袖をまくって、襟元はすこしずらして着ます、

はい、こんな感じです」

とスタッフの方がレクチャーしてくれました。


なるほど、着かたはわかりました!


でも、あんまり似合ってないのです。私に。

と言いますか、

欲しいイメージと違うのです。


ここです!ここ。


しいデザインと違う。


この『モヘアのニット』はビックサイズでゆるゆる着るもの。

私が欲しい『モヘアのニット』はもっとタイトなサイズのもの。


この差ですよ。この差。


これが『お似合いですぅ』と声を掛けてくれるスタッフ側

でも、『似合ってないよぉ~』と不安をつのらせる購入者側

になるんですね。



でも、そんなもんかぁ。
まいっか。

と思って買っていませんか?


だってよくわからないし、似合ってるって言ってくれたし。


ダメー。

まいっか。じゃダメですよー。


だってホントに欲しいんですか?

ホントに着ますか?


私が、まいっかじゃなくて、

「○○さんには、お手持ちにも合わせられるこれがおススメ」


をご提案します。


それと客観的に見させていただき、

「似たものお持ちでは?」


などとアドバイス致します。


それがご自身の欲しているアイテムと

一致すれば購入に至るわけで。


まぁいっか。

で購入するのと

これがいい!

で購入するのとでは、着る回数が格段に違います!!



着回しってこういうことか、

少しづつ少しづつ、

ご自身で分かってくると思います。


ここは、焦らないでください。

コツコツが大事です。


そしたら、

少しづつ、少しづつ

『選ぶ』という苦手意識も薄れていき

徐々にですが、コーディネートも楽になっていきます。

「あなたに本当に必要なもの」

「あなたらしさが出るもの」


私にお手伝いさせていただけませんか?



今日もご一読ありがとうございました。