あなたは『一期一会』ありますか?

みなさん、こんにちは。


いつも勢いよく、そして突然に
『パーソナルスタイリスト』の
三浦 明美です。


今日は、先日(いや、だいぶ前)

タクシーに乗った時のことをお話しますね。



タクシーに乗りました。ってところから。


○○までと行き先を伝え、

「お願いします」

と言ったあとでした。



「お客さんっ、さむぐないですかぁ?

わだし、ずっと車のなかだがら、

そどの温度わがんないんですぅ」


んっ??んっ??


なまりバロメーターが

一気に

ブンッ
と反応しました。


(これは、間違いない。。

でもすぐ降りる距離だ。。。

でも故郷を知りたい。。)


ウズウズする気持ちを抑えて、


「寒くないです、大丈夫ですっ」


と返事をし、そのまま乗車していました。

「いい天気ですよねぇ、まわりは運動会シーズンでしたねぇ」

(この頃10月半ばくらい)



すると運転手さんが、




「今の運動会って、

お母さんだち、おにぎり買うんだって?

コンビニかなんかで。

わだしらの頃は、みーんな手作りだったけんどね、

働いてるお母さん多いがらがなぁ。」




「へぇ~、そうなんですね。

でもコンビニで買う気持ちもわかります。

だってお母さんたち疲れてるから、楽だし。

手作りでなくともいいですよね」




「あら、やっぱりそぉなんですか。

いまは、はだらいでるお母さん多いがらね」




「そそ。いーんですよ。

うちは、福島の実家からお米を送ってきてもらうので

イベントに関係なくおにぎり作ってたべるんですけど、

やっぱり、福島のお米が美味しい!なって思います」



「あら、お客さん福島なの?」



「はい、そーです。中通りです。栃木寄りなんですけど」


(きた!!今だ!故郷を聞くチャーンス!)



「運転手さんはどちらですか?」


「えっ、わだしは青森」


おぉ~なるほど!


どおりであまり耳にしない言葉があったわけだ。

そしてなまりが強い。

同じ東北でも結構、違うんですよ。

ホント。


たまたまだったんですけど、

運転手さんのなまりは

かなり強い。



乗車中、運転手さんはいろいろ話してくれました。



10年前に東京に来たこと、

今は会社の寮で暮らしていること、

実は、離婚したから青森をはなれたこと(なぜ離婚したかも)、



今の楽しみは
『スナックでのカラオケ』
だそう。


仲間もいるし、ママとも仲良しだから、

息抜きなんだぁ。


とおしゃってました。


そして時々、青森にお孫さんを見に行くそうです。



そして何より、

今が楽しい!

と笑顔で話していました。


そんな人生、素敵だな~と思いました。


ほんの10分から15分だったと思うんですけど、

深い話まで聞きました。

と言いますか、話してくださいました。



こんな風に、

ひゅっと気持ちをのせてしまう私なのですが、

幸せであってほしいなぁ~。と思いましたし、


本当に事故など合いませんよぉに


と運転手さんの安全を心の中で祈願しました。


運転手さんお気をつけて。


また会えたらいいな。



わたしの体験は以上ですが、

あなたは

どんな一期一会を体験したことがありますか?




今日もご一読ありがとうございました。